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【症例報告・ROM体操】狭窄症による坐骨神経痛が改善し、10分以上らくに歩けるようになった

著者:清水整形外科クリニック院長 清水伸一

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が改善した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「ROM体操」を行って、症状が改善した矢口康夫さん(73歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。


●ROM体操のやり方については、下の記事をご覧ください。

腰が曲がった自分の姿を見てがく然とした

東京都に住む矢口康夫さん(73歳・仮名)は、毎朝、居間であぐらをかきながら、新聞を読むのが日課でした。
しかし、今から4年前、あぐらをかいた状態からスムーズに立ち上がれなくなり、腰から左足の痛みに悩まされるようになったといいます。
近所の整形外科を受診し、腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛と診断された矢口さん。鎮痛薬や湿布薬で痛みを抑えながら毎日のようにリハビリ(機能回復訓練)に通いましたが、お尻から左足の太ももにかけて常に痛みがある状態でした。リハビリは3年間続けましたが、いつも痛みをかばっているせいか、腰を曲げる前かがみ姿勢がクセになり、股関節やひざが動きにくくなったそうです。
ある日、矢口さんは、町中のショーウインドウに映った自分の姿を見てがく然としました。腰が大きく曲がり、以前よりもずいぶんと老けて見えたからです。
また、股関節やひざの動きの悪さで、10分以上続けて歩けなくなりました。
そんな中、矢口さんは、坐骨神経痛を和らげる自力ケアを求めて当クリニックを訪れたのです。

腰曲がりが改善し歩ける時間も延びた

当時の矢口さんは、見るからに腰曲がりの前かがみ姿勢で、股関節・ひざ関節に可動域(動く範囲)の制限がありました。
そこで私は、積極的に腰を伸ばすことや、股関節・ひざ関節の可動域改善に重点を置いたROM体操を指導。しばらく、自宅で行ってもらうことにしたのです。
矢口さんは、意識的に腰を伸ばすように心がけました。さらに、毎晩、就寝前にベッドの上で股関節のROM体操とひざ関節のROM体操を5回ずつ実行。初めのうち、股関節のROM体操はうまくできませんでしたが、日を追うごとに深く曲げられるようになったといいます。
3ヵ月後、再診に訪れた矢口さんは、以前ほど腰曲がりではなくなり、股関節やひざ関節の可動域が広がっていました。左足の太ももの痛みは改善し、10分以上らくに歩けるようにもなったそうです。
矢口さんは、今でも月に1回、当クリニックを受診しながら、ROM体操を毎日行っています。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

腰らく塾_Vol.4_表1(epub).jpg●脊柱管狭窄症克服マガジン 腰らく塾vol.4 2017年秋号
http://wks.jp/koshiraku004/

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●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。



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