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【聞く】名医が答える一問一答

【名医の一問一答】杖やシルバーカートの上手な選び方・使い方はありますか?

著者:清水伸一

「名医が答える一問一答」のコーナーでは、多くの脊柱管狭窄症の患者さんが疑問に思っていることやよくある質問などに脊柱管狭窄症の名医が答えるコーナーです。
今回、質問に答えてくれる名医は、清水整形外科クリニック 院長 清水 伸一先生です。

杖は「T字型でゴムつき」がおすすめ

脊柱管狭窄症で歩行に不安がある人には、握りやすさと体重のかけやすさ、持ち運びやすさに優れたT字型の杖が適しています。
杖の長さは、地面についたときに持ち手の部分が大腿骨のつけ根の高さにくるように調節します。また、杖の先にゴムがついていると、滑りにくくていいでしょう。
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また、T字杖を使って歩くとき、杖は痛むほうの足と反対側の手で持つようにします。持ち手の横棒を握り、人さし指と中指の間に杖の縦棒を挟み込んでください。歩くときは、まず痛まないほうの足の前に杖をつきましょう。次に痛むほうの足を杖の横にくるように出します。それから痛まない足を引き寄せ、両足をそろえます。
なお、T字杖には折りたたみ式の物も市販されています。ふだんは使わないものの、安心のために持ち歩きたいという人はカバンに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

シルバーカートは買い物なら「ミドルバランス型」、遠出なら「ボックス型」を選ぶ

上の図のようなシルバーカートは、脊柱管狭窄症で歩行に不安のある方を助けるだけでなく、外出時の買い物カゴやイスの代わりとしても利用できます。
多目的に作られているぶん、自分の用途を考えて選ぶ必要があるでしょう。例えば、買い物に行くためであれば、収納の容量と重さのバランスが取れているミドルバランス型がおすすめです。遠出が多く、イスに腰かけて足腰を休める機会を増やしたい人は、腰かけ部分の安定性を重視したボックス型が適しているでしょう。
どちらのタイプのシルバーカートでも、自分に合うハンドルの高さに調節できるか、ブレーキ操作がしやすいかは確認しておく必要があります。ハンドルの高さの目安は身長の半分プラス5〜15cmです。

出典

16年8月号_Mid.jpgわかさ8月号 脊柱管狭窄症克服の極意 名医10人の111問111答
http://wks.jp/wakasa1608/
著者:清水 伸一

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