【症例報告・酢ショウガ】近距離さえ歩けない狭窄症のしびれが、酢ショウガと漢方薬で軽快し1万歩も平気|カラダネ

【集う】体験記・症例紹介

【症例報告・酢ショウガ】近距離さえ歩けない狭窄症のしびれが、酢ショウガと漢方薬で軽快し1万歩も平気

著者:イシハラクリニック副院長 石原新菜

「体験談・症例報告」では、医師の治療に加えて、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
「酢ショウガ」を常食していした安田誠さん(62歳・仮名)の症例を石原新菜先生が報告してくれました。

酢ショウガについては、以下の記事をご覧ください。
【狭窄症克服レシピ】石原新菜先生おすすめ「酢ショウガ」で痛みもしびれも退散!

必ず医師の治療を受けたうえで、セルフケアの一環として記事にあることを試してみてください。

体温がいつも低く高血圧にも悩んだ

0005.pngこの記事では、私のクリニックに来院する患者さんで、脊柱管狭窄症による足のしびれが、酢ショウガの常食で改善した人の例を紹介しましょう。

東京都でマンションの管理人をしている安田誠さん(62歳・仮名)は、最初、血圧に不安があって当院を訪れました。最大血圧(正常は130mmHg未満)は150mmHg、最小血圧(正常は85mmHg未満)も90mmHgと高い状態でした。
さらに、診察室内を移動する安田さんが歩きづらそうだったので、足腰のぐあいをたずねると、脊柱管狭窄症を患っているとのことでした。聞けば、3年前から足のしびれに悩みだし、少しの距離を移動するのにも苦労していたといいます。

発症以来、運動不足ぎみの安田さん。平熱も35℃台と低く、全身の血流がよくないことが想定されました。
そこで私は足のしびれに対して効果がある牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という漢方薬を処方するとともに、腹巻きとカイロの常用、軽い運動、酢ショウガなどで、体温を高く保つ生活を意識してもらいました。

体温を高く保てば足腰の血液が流れやすくなって、心臓の負担が減り、降圧も期待できるのです。

足のしびれが消えて生活習慣も改善した

安田さんは体温を上げる試みの中でも、特に「酢ショウガ」が気に入ったといいます。手作りした酢ショウガはとてもおいしく、毎食食べたそうです。
すると、1ヵ月がたつころには足のしびれがほとんどなくなり、長い距離でもらくに歩けるようになったのです。

安田さんは、足のしびれが消えてからというもの、仕事終わりに、毎日1万歩近くを歩くことを習慣にしました。
その結果、不安だった血圧にも改善が見られ、最大血圧は128mmHg、最小血圧は74mmHgと正常値まで改善したのです。また、平熱が1℃近く上がり、汗をかきやすくなったといいます。

安田さんは、今でも酢ショウガの常食を続けています。酢ショウガのおかげで病気がよくなり、生活習慣もコントロールできていると大変喜んでいました。

・記事の内容は安全性に配慮して紹介していますが、万が一体調が悪化する場合はすぐに中止して専門医にご相談ください。
・医療機関にて適切な診断・治療を受けたうえで、セルフケアの一助となる参考情報として、ご自身の体調に応じてお役立てください。
・本サイトの記事は、医師や専門家の意見や見解であり、効果効能を保証するものでも、特定の治療法・ケア法だけを推奨するものでもありません。

出典

16年8月号_Mid.jpgわかさ8月号 脊柱管狭窄症克服の極意 名医10人の111問111答
http://wks.jp/wakasa1608/
著者:石原新菜

●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

【集う】体験記・症例紹介の記事一覧

この記事が気に入ったらいいね!しよう