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【症例報告・爪先起こし】歩行中に多発したこむら返りが、2ヵ月で半減し坐骨神経痛も大幅に鎮静化

著者:清水伸一

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「爪先起こし」を行って、症状が改善した日高綾子さん(73歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。

「爪先起こし」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
ふくらはぎの血流アップで激痛・こむら返りが解消する[爪先起こし]

歩行中だけでなく寝ても覚めても強烈なこむら返りが襲った

私のクリニックでは運動の処方箋を患者さんに出しており、処方箋にしたがって自宅でリハビリ(機能回復訓練)を続けてもらうと、薬物療法だけでは効果の現れなかったケースにも顕著な回復が認められます。
日高綾子さん(73歳・仮名)も運動の処方箋にしたがって体操を続けた結果、数年来のこむら返りと坐骨神経痛を克服しています。
日高さんにこむら返りがくり返し起こるようになったのは5年前のこと。散歩中に突然、右足のふくらはぎが締めつけられるように強く痛みだしたといいます。
それ以来、歩行中だけでなく、家事をしているときや就寝中にもこむら返りが突発するようになり、そんなときはふくらはぎをさすりながら痛みが治まるのを待ちました。
さらに一年近くがたつと、30分ほど歩いただけで強烈なこむら返りに襲われ、お尻からふくらはぎにかけてしびれるようになったのです。
心配になった日高さんは病院で精密検査を受けたところ、脊柱管狭窄症と診断されました。しかし、処方された薬ではこむら返りも坐骨神経痛も治まらず、日課の散歩を控えるようになったのです。
日高さんはストレスで気が滅入り、そうした不安定な精神状態も症状を悪化させた要因だと考えられます。

長時間歩けるようになり遠出もできた

日高さんが私のクリニックを受診し、そのときに気づいたのは、日高さんのネコ背姿勢と、ふくらはぎが硬くこわばっていたことです。
これらが坐骨神経痛やこむら返りに影響しているのは明らかだったので、日ごろから意識して姿勢を正すようにアドバイスしたほか、運動の処方箋として爪先起こしを試してもらうことにしました。
すると、日高さんには爪先起こしが合っていたようで、開始して1ヵ月くらいは症状に大きな変化がなかったものの、2ヵ月後からこむら返りの起こる回数がほぼ半減したのです。さらに半年ほどたつと、歩行中もこむら返りがほとんど起こらなくなったので散歩を再開し、その状態が現在まで続いています。
04_40_02.pngまた、日高さんの自己評価によれば、坐骨神経痛も初診時の痛みやしびれを10とすれば、現在は3〜4くらいに鎮静化したとのことです。
日高さんは来院するたびに表情が明るくなり、以前と変わらぬ距離を歩けるようになったこと、他県に住むお孫さんの家まで電車に乗って遠出したことなどを毎回うれしそうに話しています。

出典

狭窄症Part02_cover.pngわかさ夢ムック13 脊柱管狭窄症に絶対勝つ!新研究で続々わかった!あっと驚く自力克服道場パート2
http://wks.jp/mook013/

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