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【症例報告・おじぎ仙骨スライド】歩行困難になるほどの下肢の痛みがほぼ解消し、長距離歩けて手術も回避

著者:清水伸一

「体験談・症例報告」では、本サイトで紹介する自力改善方法で、実際に脊柱管狭窄症の症状が回復した人の体験談や症例報告を紹介します。
ここでは、「おじぎ仙骨スライド」を行って、症状が改善した宮本幸子さん(75歳・仮名)の症例を清水伸一先生が紹介します。

「おじぎ仙骨スライド」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【実演動画つき】間欠性跛行と腰痛で歩けない緊急時に役立つ2つのお守りストレッチ

痛みで歩けず外出の機会が激減

この記事では、「おじぎ仙骨スライド」で、脊柱管狭窄症に伴う足腰の痛みやしびれが改善した人の症例を紹介します。
宮本幸子さん(75歳・仮名)が最初に症状を感じたのは2014年冬のこと。信号待ちのあと、横断歩道を渡ろうと歩きだした瞬間に、左殿部に違和感を覚えて、足が前に出せなくなったのです。
その後、少し歩いただけで同じ部位にそれまで感じたことのない鈍い痛みが現れはじめました。心配になって病院を受診したところ、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
鎮痛薬やビタミンB12製剤の服用やリハビリ(機能回復訓練)を続けたものの、3ヵ月が過ぎても改善は見られません。それどころか、症状は悪化し、痛む範囲は左殿部から左足首と広がっていったのです。ブロック注射を受けたり、より強い鎮痛薬を使ったりしても奏効しませんでした。
歩くのがつらくて外出の機会も激減し、日常の買い物もままなりません。主治医からは「手術を考えたほうがいい」と告げられました。そんなとき、私の記事を読み、手術を免れたいと願って当院を訪れたのです。昨年の秋のことです。

殿部の違和感も2ヵ月で軽快

04_36_001.png私は、脊柱管の狭窄が悪化しない姿勢や歩き方を伝えるとともに、おじぎ仙骨スライドのやり方も指導し、毎日実践してもらいました。
すると、1ヵ月後には、歩行時に起こる左下肢の鈍い痛みが、薄皮を1枚ずつはがすように徐々に改善しはじめていたのです。効果が現れはじめると本人もやる気が出てくるようで、表情も明るく変わっていきました。さらに1ヵ月後には左殿部の違和感が薄まり、正常な感覚が戻ってくるのがわかったそうです。
そうして、体操を始めて4ヵ月がたつころになると、左下肢の痛みが大幅に改善しはじめました。1~2km歩いて少し痛みが出る程度まで回復し、歩くのも苦痛でなくなりました。買い物や散歩に出かけたり、家事での立ち仕事をしたりするのにも不自由しなくなったといいます。
最近では旅行も楽しめているという宮本さん。現時点では手術の心配もありません。「この3年間の苦しみはなんだったのか」と考えてしまうほど、元気に毎日を過ごせているそうです。

出典

46_狭窄症ブック_epub.jpg●わかさ夢MOOK46 Dr.清水式 脊柱管狭窄症ベスト体操ハンドブック
http://wks.jp/mook046/

「Dr.清水式 脊柱管狭窄症ベスト体操ハンドブック」では、脊柱管狭窄症の患者さんの診察数3000名以上の名医・清水伸一先生(埼玉県 清水整形外科クリニック院長)が、これまでの治療経験から考案したさまざまな自力改善の体操・リハビリ方法を惜しみなく紹介!脊柱管狭窄症はなぜ起こるのか、それにはどう対処したらいいのか、多くの読者が悩む解決方法を掲載しています。「手術はしたくない」「症状が悪化する一方」「近くに良いお医者さんがいない」などの悩みを持つ方は、いますぐ書店にてお求めください。


●脊柱管狭窄症をいちから知りたい方は、ぜひ下の記事をご覧ください。


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