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【治す】自力改善

首の脊柱管狭窄症に特効の簡単自力ケア[重力首伸ばし]で即座に痛みもしびれも軽快

著者:竹谷内 康修

神経や脊髄が圧迫されて起きる狭窄症ですが、腰だけに限りません。頸椎の脊柱管が狭窄して起こる「首の脊柱管狭窄症(頸椎症)」は、女性や若い人にも起こり、多くの人が首・肩・手の痛みやしびれに悩んでいます。
この記事では、そんな「首の脊柱管狭窄症」を克服できる特効体操を、竹谷内医院院長・竹谷内康修
先生が特効体操を伝授してくれます!
続ければ、1〜2ヵ月で症状がよくなる人や、やったその場で症状が改善する人もいる「重力首伸ばし」をぜひお試しください。

首の脊柱管狭窄症については、以下の記事も参考にしてください。
狭窄症で首が痛い!? 若者にも多い「首の脊柱管狭窄症」とは?

そもそも首の脊柱管は細くて狭窄しやすい

脊柱管狭窄症というと腰の病気とばかり思われがちですが、実は、首の脊柱管狭窄症(頸部脊柱管狭窄症という)に悩まされている人もたくさんいます。
背骨の首の部分に当たる頸椎は、7つの椎骨が積み重なってできています。頸椎の内部には、腰椎と同様にトンネル(脊柱管)があり、そこには脳からつながる極めて重要な神経の束(脊髄)が通っています。脊柱管は、脊髄のいわば器の役目を担っていますが、首の脊柱管はスペースが狭く、そこに太い神経の束が遠ているので、どうしても狭窄が生じやすい宿命にあります。
脊柱管狭窄が起こる原因そのものは、首でも腰でも変わりなく、大半は老化による椎骨や椎間板(クッションの役目をする軟骨)、靱帯(骨と骨をつなぐ丈夫な線維組織)の加齢性変化が引き金となります。
また、前かがみの姿勢での長時間のパソコン作業や、首の後ろ側が伸びきった状態(ストレートネック)を招き、脊柱管を狭める原因となります。脊柱管狭窄による症状は、首だけでなく肩や手、腕にも痛みやしびれとして現れ、慢性化して長引く人が多いようです。
こうした症状は、朝には軽度であっても、長時間作業を続けて夕方になると痛みやこわばりが強まるのが特徴で、若い人でも首の脊柱管狭窄症の症状を訴えてくる人があとをたちません。

神経根症状ならその場で痛みが緩和

そこで、私は、患者さんに現在悩んでいる症状をたずねることはもとより、仕事の内容や生活習慣も含めてくわしい問診や検査を行い、姿勢も必ずチェックします。
そして、狭窄して神経が圧迫されている椎間孔や脊柱管を手技で広げる治療を行うとともに「重力首伸ばし」という独自の体操を患者さん自身に行ってもらっています。
重力首伸ばしは、カイロプラクティックの理論を応用して考案したもので、床に四つんばいになり、頭頂部が真下に向くようにゆっくりと首を曲げるだけです。このとき、体を支える腕は床と垂直になるようにまっすぐ伸ばします。
このようにとても簡単な体操ですが、首の後ろを伸ばすと、脊柱管ばかりでなく神経根の通り道である椎間孔も無理なく広がって、神経根や脊髄の圧迫を和らげることができます。
特に、神経根が圧迫されて生じている首や肩のこり、腕や手の痛みやしびれは、行ったその場で和らぐことも珍しくありません。

重力首伸ばしで症状が改善するしくみ

02_15_004.jpg上の写真のように、首がまっすぐな状態だと、脊柱管や椎間孔が狭まって、脊髄や神経根を圧迫して、痛みやしびれの症状を引き起こします。
02_15_005.jpg首を下に向ける重力首伸ばしを行うと、狭まっていた椎間孔が広がるため神経への圧迫が和らぎます。

重力首伸ばしのやり方

それでは、実際に重力式首伸ばしのやり方をくわしく解説しましょう。

①まずは、写真のように四つんばいになり、両手と両ひざを肩幅くらいに開いてください。
02_15_002.jpg②そして、頭頂部が真下に向くようにゆっくりと首を曲げます。首の後ろを伸ばすように意識するのがコツです。この姿勢を30秒維持しましょう。
重力首伸ばしは、この動作を3回行うのが1セットで、これを1日最低3セット行います。
02_15_003.jpg頭頂部をなるべく真下にむけることがコツですが、首をうまく曲げられないという人は、写真のように頭頂部に片手を添えて下に曲げるといいでしょう。
ただし、手に力を入れすぎると逆に首を傷めてしまうので優しく行ってください。
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外出時やデスクワークのときにはイスを使った重力首伸ばしを

また、この体操は写真のようにイスに手をつけば、立っていてもかんたんに行なえます。外出時などで四つんばいになれないときにも有効です。
やり方は、両手をイスについて、四つんばいのときと同じです。仕事でパソコン作業の多い人や、首や肩の頑固なこりが取れない人は、仕事の合間を見つけて行うといいでしょう。

重力首伸ばしは毎日続けることが重要

重力首伸ばしを行っていれば、多くの場合、1〜2週間で首・肩・腕などに生じていた痛みやしびれといった症状に改善が見られるはずです。
この体操を行って首の脊柱管狭窄症を克服した患者さんの多くは、「毎日、体操を続けているうちに、医師にばかり頼るのではなく、自分自身で治そうという姿勢が大切なことに気づいた」といいます。
みなさんも、ぜひ重力首伸ばしを行って、やっかいな首の脊柱管狭窄症と決別してください。
ただし、血圧の高い人や脳になんらかの障害がある人は、頭に血が上って危険なため、竹谷内式重力首伸ばしは、おすすめできません。

実際に「重力首伸ばし」で、首の脊柱管狭窄症の改善ができた患者さんは、以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。
【症例報告・重力首伸ばし】1週間で姿勢が改善し、毎日続けたら首の脊柱管狭窄症を克服できた

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